ISBNコード 4901689-52-5 C0014 発行:丸善プラネット株式会社 原著:Prof. Dr. Emine Yeniterzi (エミネ イェニテルズィ)・・・セルジュク大学文学部教授、文学博士。オスマン文学及びトルコ古典文学研究者。 監訳:宗教法人 東京トルコ・ディヤーナト・ジャーミィ 訳:西田 今日子 ハードカバー本 ※ 他のものと同梱はできません。トルコのイスラム教文化を知るには欠かせない、「メヴラーナ」店長メテの妻、ジャスミンです。トルコは人口のほとんどがイスラム教徒です。そのイスラム教の歴史の中で、「メヴラーナ」をはずすわけにはいきません。そこで、この本を紹介します。 13世紀のアナトリアを生きた人物、メヴラーナ。本名はムハンマド・ジャラールッディーンといいますが、後に人々が「メヴラーナ(賢人)」と呼ぶようになり、今ではメヴラーナといえばこのムハンマドさんのことを指すそうです。 セルジュク朝の戦争の後遺症に加えてモンゴルからの侵攻を受けるという苦しい時代に、神の愛、人の愛を説き、人々に光明を与えたすばらしい人物です。学者であり、家庭ではよき夫・父であり、人々を教えるために美しい詩も書きました。 常に人のよい点を見て、弱者や子供に優しく、女性を対等と考え、謙虚で、誰もが彼を敬愛して「先生、先生」と持ち上げても高慢になることがありませんでした。 本書の写真。トルコのコンヤで有名な、神の力を大地に流す踊り「セマー」は、メヴラーナの死後組織されたメヴラーナ教団によって洗練されました。 イスラム教の学者ですが、決してほかの宗教を批判せず、敬意を持って親しく交わりました。彼のこんな言葉でも、彼の考え方が分かります。「偽善者の眼は儀式的な礼拝のみを見る。確かに彼らの眼には、宗教が異なれば礼拝も違って見えるのだろう。だが信仰は、宗教の違いを超えて普遍である。教える時には相手を見て、分かりやすいように、面白いたとえ話や、美しい詩の形で教えました。そのような代表作「メスネヴィー」は、コーランの真髄とも呼ばれているそうです。今回ご紹介する「神秘と詩の思想家 メヴラーナ 〜トルコ イスラームの心と愛〜」は、メヴラーナがどんな人だったのかということや、著作の内容の一部を紹介しています。 ジャスミンノート 原文では美しい韻を踏んだ詩なのでしょうが、和訳ではそうもいかないし、推理小説とかマンガみたいに面白おかしく読みやすい本だとは言いません。ただ、読んでいくと、気持ちがスカッときれいになるようなところがいくつもあって、私はイスラム教徒ではないのですが、ほとんど違和感なく「そうだそうだ」「世の中の人がみんなメヴラーナみたいだったら・・・」という感じで読めました。「どの宗教も、本当に分かっている人は結局同じところを見てるなあ、何も変わらないなあ」と思いました。イスラム教ってよく分からないけど、ちょっとだけ知ってみたい、という方。トルコに興味のある方。これからトルコに旅行にいこうかなーという方。一度、眼を通しておくといいですよ。送料無料です!